何故リストカットするのか
とてもお久しぶりです。
とても単純かつ、ストレートな疑問を頂いたので
わたしの超個人的な意見を述べます。
トイレでの読み物にしてください。
結論からいうと、「遣る瀬無いから」です。
やるせない
→憂い、悲しみを紛らわそうとしても、
晴らしどころがない。
例えば仕事のプレッシャー、人間関係のいざこざ
大切な人との別れ、裏切り、絶望感、
理由はどこにでも転がっているものです。
誰もが経験し得る問題なのに何故
リストカットする人としない人がいるのか。
それは遣る瀬を見つけられる人と
そうでない人の違いだとわたしは思います。
何かにぶつかった時、それを緩和してくれる何か
家族、恋人、ペット、趣味、友達、
とにかくそういう遣る瀬(=ストレスのはけ口)が、
なくなった時にわたしはリストカットしました。
自傷行為が最後の砦だったわけです。
それからストレスを痛みで紛らわす効果もあります。
目の前に壁があって邪魔なとき、
焦らず周りの力を借りたりして壁を乗り越えられる人
それが切らない人です。
目の前の壁にそれより大きくて重い何かをぶつけて
強行突破しようとするのが、切る人です。
稀に死にたくて切ってると思ってらっしゃる方が
いるようなのですが、それは恐らく極々一部の話。
実際切って、無理矢理遣る瀬を見つけたわたしは
冷静に病院へ行って縫合してもらったり、
きちんと止血したりしていました。
リストカットはまだ頑張ろうとしている証だと
わたしは思います。
これだけ書いておいてなんですが、
わたしはもちろんリストカットを推奨している
わけではございません。
世間から偏見されることも当然だと思います。
自分で見ても気持ち悪いからね。
それでも「なんでするの?」って思った方の
答えへの取っ掛かりになればと思って書きました。
以上、久しぶりに母親の舞台を観に行ったわたしでした。